保健師はどんな仕事をしているの?
保健師は保健師看護師助産師法第2条において「厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者をいう。」と定義されています。
正直あまりピンときませんよね…😅具体的に言うと
「まだ病気になっていない人達が病気にならないように予防を行う。」
という仕事です。厳密にいうと病気になっている人たちに対しての支援を行うこともありますが予防という形が一番多いです。例えば、「赤ちゃんが正常に発達しているか健診を行う。」であったり、「高齢者の方たちが元気に地域で過ごせるように健康体操を行う」などをすることが業務です。
保健師はどんなところで働いているの?
保健師は大きく分けて4つの就職先があります。
- 行政保健師
- 産業保健師
- 病院内保健師
- 学校保健師(養護教諭)
1つ目は都道府県や市町村で働く行政保健師です。保健師の中で最も多い就業先で、約72.5%となっています。(令和2年衛生行政報告例の概況 厚生労働省)仕事内容は別の記事で詳しく書きますが母子保健や高齢者保健、感染症などが主なものとなっています。
2つ目は企業などの健康管理室などで働く産業保健師です。割合は6.9%(令和2年衛生行政報告例の概況 厚生労働省)と低くなっていますが、近年メンタルヘルスへの需要が高まっていることもあり、これから増えていく可能性がある就業先です。こちらも別の記事で詳しくは述べますが、主な仕事は健康診断で要注意となった方たちへの健康に関する指導や、健康に関する研修を行ったりとこちらも多岐にわたります。
3つ目は病院や診療所での保健師です。こちらは約10.6%(令和2年衛生行政報告例の概況 厚生労働省)となっています。業務内容は病院内での健康診断業務や保健指導などになり、産業保健師と近い形になっています。また、看護師の業務を兼任したりすることもあります。
4つ目は学校で働く保健師です。こちらは統計がありませんでしたが保健師免許を持つ養護教諭ということになります。養護教諭の資格は保健師でなくても取ることができるため、実際に養護教諭になる保健師の方は少数派なのかもしれません。
他にも地域包括支援センターなどで活躍する保健師もいます。このように一口に保健師といっても様々な場所、業務があります。
これから保健師・看護師のなり方、保健師・看護師学校について、私なりにお伝えしていこうと考えていますのでどうぞよろしくお願いします!
コメント
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